花粉症による鼻水や肌荒れ。健康な眠りがもたらす重要な影響
花粉症と睡眠の関係性
目次
自律神経と睡眠の質
自律神経は活動的になる時に強く働く交感神経と、休息時に強く働く副交感神経に分かれます。
まず知っておいて欲しいのは、
①どちらも強いレベルで働いていること
②活動時、休息時に、どちらかがやや優位であること
これが健康的に自律神経が働いている状態です。一方が止まったり、働きが弱くなることは不健康な状態と言えます。
さて、前項でリンパ球の異常活性が花粉症につながる話をしましたが、
リンパ球を活性化させるのは自律神経の内の副交感神経です。
『睡眠は副交感神経優位だから、しっかり寝たら、花粉症が悪化するのでは?』と思う方もいるかもしれません。
ここで大事になるのは、スイッチの切り替えです。
確かに、副交感神経が強く働き過ぎると花粉症などのアレルギー反応は出やすくなりますが、それは交感神経との切り替えが出来ていない。もしくは交感神経の活性レベルが低い。ということでもあるのです。ある程度寝ているのに
- どれだけでも寝ていたい
- スッキリ起きれない
- 日中に眠い
これらに心当たりがあれば、上記のどちらかの状態が疑われます。活動の切り替えがしやすくなるような質の良い睡眠をとるための習慣をつけていきましょう。
質の良い睡眠を取るために
- 日中の軽い運動をする習慣
- 夕方に寝ない
- 起床後1時間以内、夕方以降のカフェイン摂取を避ける
- スマホのブルーライトカット
- 就寝3時間前に食事を済ませる
- 入浴は39~40℃(ぬるめ)で15分程度
- 手足がじんわり暖かいタイミングで就寝
- 合わない枕を変える
- 出来る限り目覚まし1回で起きる(スヌーズは▲)
- 朝1番に太陽の光を浴びる
以上を心掛けてみてください。
腸内環境と睡眠の質
『腸内環境を整える』とはよく耳にしますが、具体的に『腸内環境が整っている状態』とはどのようなものか、確認していきましょう。
腸内細菌の種類や多さ、バランスは人それぞれですが、
腸内に住む細菌に多様性があり、善玉菌2割:悪玉菌1割:日和見菌7割である状態です。
体の免疫細胞の7割は腸に集中しており、これが整うことで自律神経も整っていき、質の良い睡眠や花粉症の改善につながります。
しかし、睡眠不足によって腸内環境は大きく乱れるため、
①質の良い睡眠をとるための工夫 と
②腸内環境を整えるため工夫
は同時に進行させていかないと意味が無くなってしまうのです。
腸内環境を整えるために
- 食物繊維の摂取量を知る
- 乳酸菌、酪酸菌などの発酵食品を取り入れる
(食物繊維、乳酸菌などでガスが溜まる方は『低FODMAP食について』をご覧下さい) - 片手ですくえる程の量の果物を取り入れる
- 小麦製品の摂取量を減らしてみる
- よく噛む
- 人工甘味料、保存料などの添加物、加工食品を避ける
- 炭水化物を減らし過ぎていないかチェック
(エネルギー不足、食物繊維不足) - たんぱく質不足、過剰になっていないかチェック
以上のことを意識してみて下さい。
以前に『白髪対策テキスト』をお受け取り済のお客様は、そちらのデータもご参考ください。
今回はその1部をご紹介します⇩
おまけ情報
花粉症、アレルギーには油の摂取についても工夫していくと良いので、
前項と同じく『白髪対策テキスト』にまとめてあるデータを掲載します。
関連情報
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