冬の免疫、うつに紫外線の効果を!シワ、たるみ対策にも。
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目次
ビタミンDが不足すると…どうなる?
ビタミンDは以下のような様々な働きをしていています。
- 免疫機能の調整
- カルシウムの吸収促進
- 糖尿病予防(インスリン分泌)
- 発がんの抑制
- 細胞の成長と分化
このビタミンDが不足すると起きる不調もたくさんあり
- ウイルスや細菌の感染症
- アトピーやバセドウ病などの自己免疫疾患
- 花粉症
- 骨粗しょう症
- 骨が薄くなることでのシワの発生
- ターンオーバーの乱れからの荒れ肌、乾燥肌
- 食後低血糖(食後のだるさや眠気)
- その他皮膚トラブル:乾癬、白斑、苔癬、脱毛、フケ、かゆみなど
このようなことが起きるリスクが高まります。
冬に不足しがちなビタミンD
ビタミンDの摂取方法は2通りあります。
1つ目は【食物からの摂取】
2つ目は【皮膚での合成】です。
しかし、冬は【皮膚での合成】する量が少なくなりやすく、結果としてビタミンD不足になりやすい季節なんです。
ではなぜそうなりやすいのか?
それは【紫外線】が大きく関係してきます。
皮膚でビタミンDが作られるまで
皮膚でビタミンDが合成されるには紫外線が必要です。
紫外線の中にはUV-B(280~315nm)と呼ばれる光があります。UV-Bは、日焼け(炎症とメラニン増加)の原因になるので、美容の大敵とされる風潮がありますが、ビタミンD合成には不可欠です。
皮膚から分泌される物質(ジヒドロコレステロール)が紫外線(UV-B)と体温でビタミンDへと変化し、皮膚吸収されます。
どれくらい浴びればいいの?
日光を浴びる時間の目安として、ポイントとなるのは3つです。
- 場所(緯度)
- 時間
- 浴びる体の範囲
以下の表は1日に必要な最低限のビタミンD量(5.5μg)を作るためにかかった時間を表したものです。
7月 |
12月 | |||||
9時 | 12時 |
15時 |
9時 | 12時 | 15時 | |
札幌 |
7.4分 | 4.6分 | 13.3分 | 497.4分 | 76.4分 | 2741.7分 |
つくば | 5.9分 | 3.5分 | 10.1分 | 106.0分 | 22.4分 | 271.3分 |
那覇 | 8.8分 | 2.9分 | 5.3分 | 78.0分 | 7.5分 | 17.0分 |
図:紫外線を浴びた範囲
夏では5~10分前後で最低限量を確保できるのに対し、冬では時間と地方によって大きな違いが生じていますね。
例えば
- 日中あまり外出しない
- 緯度の高い場所に住んでいる
- 肌の露出が少ない
- 日焼け止めは必ず塗る。
という人は意識的に日光浴をしていただくと良いでしょう。
よくメディアで見聞きするような『手のひらで10分だけ浴びる』というのも、時間帯や緯度の違いによってビタミンDの生成量が変わってくるのです。
夏はすぐに必要最低限量を確保できるので、その後の紫外線対策をするのは良いですが、
冬には日光浴を取り入れ、その際には肌の露出部分を増やすのも立派な手段となります。
ビタミンDを多く含む食べ物
おすすめの食材と1日の目安量を確保する量をご紹介します。
(各食材で、この量を食べればだいたい1日分という目安です)
- あじ ➡ 2尾
- さば ➡ 100g
- 鮭 ➡ 50g
- 干しシイタケ ➡1枚
(天日干ししたものに限る。ご自宅で干すも良し。干す際は傘の裏面を上にして1~2時間が目安)
ビタミンDは使われなかった分はある程度体に貯蔵されるので、毎日ストイックにならなくても大丈夫ですよ。
サプリメントを利用される場合は過剰摂取による被害を防ぐため、【耐容上限量】をご確認されることを強くおすすめします。
(耐容上限量:健康障害をもたらすリスクがないとみなされる習慣的な摂取量の上限。 )
1日のビタミンD食事摂取基準
性別 | 男性 | 女性 | ||
年齢 | 目安量 | 耐容上限量 | 目安量 | 耐容上限量 |
18歳以上 | 8.5μg | 100μg | 8.5μg | 100μg |
ちなみに上記の目安量は、皮膚でのビタミンD生成量とは別の数値ですので、『日光浴もしてビタミンDを確保して下さいね』という意味にも取れますね。
おすすめスキンケア
『ビタミンDは摂りたいけどシミ、シワ、炎症が心配』
『かさかさ肌で日光に当たって大丈夫なの?』という方のためにスキンケア方法をご紹介します。
日光浴に向けてのスキンケアは大事なことが2つあります。まずはこれを覚えておきましょう。
- ビフォアケア:肌のコンディションを整えてから日光浴すること
- アフターケア:多少なりとも炎症が起きるので、それに対処すること
ビフォアケア
乾燥したり、炎症ひどい状態では、かえって肌荒れが進行してしまうリスクがあります。
水分、油分バランスを整え、肌バリアを基礎化粧品で整えてから実施しましょう。
①(顔)アビエル PLエモリエントエッセンス (ボディ)アビエル ボディローション:2~3分かけてしっかり馴染ませます。手のひらで抑え込むことをおすすめします。
②アビエル クリーム or コクレイ オイルエッセンス:
手の中で伸ばし、やさしく馴染ませましょう。
①のエモリエントエッセンスまたはボディローションを1~2プッシュ加えることで乳液状になります。これによって油分量を調整できますので、ニキビや吹き出物がある方にも使いやすくなります。その後、特に乾燥が気になる部分にクリームを重ねて塗布しても良いでしょう。
どちらもビタミンDの材料となるジヒドロコレステロールを配合しています。
アフターケア
紫外線を浴びると炎症が起こります。炎症の度合いが大きいとシミ、そばかす、シワの原因になります。
必要以上の紫外線をあびた時は素早く処置をしましょう。
①濡らしたタオル等を当てて冷やす
②アビエル PLエモリエントエッセンス2~3プッシュを肌に馴染ませる
(抗炎症成分のグリチルリチン酸ジカリウムを配合しているので日焼けの炎症に効果的です)
③食事では食用油の種類に気を付け、ビタミンC、ビタミンE、ポリフェノール等、抗酸化作用のある栄養素を含む食品を取り入れましょう。
(紫外線や炎症から活性酸素が発生します。その対策のためです。)
おすすめの食用油はこちらの記事をご覧ください⇩
日焼け止めクリームは充分な日光浴が出来た後に使用することをおすすめします。
さらに、期間限定で商品ご購入の際には美容と健康情報をギュッと詰め込んだ【白髪対策テキスト】のPDFファイルをプレゼントしております。
※PDFファイルの配布は予告なく終了する場合がありますのでご了承下さいませ
紫外線との付き合い方、スキンケアを見直して健康的に美肌に!
まずは自分に出来そうなことをピックアップしてみましょう。
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ATREE
シャンプーやトリートメント、ボディソープや化粧水など髪やお肌の健康と美容に関わる商品を販売しています。人生100年時代を生きる現代人の様々なお悩みに寄り添いながら、安心してご利用いただくために自ら調べ、研究した心からおすすめできるアイテムのみを厳選し、製品の使用方法などもサポートしていきますのでお気軽にご連絡ください。
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