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【9割が間違える】子どものフケ対策にも使えるシャンプー選びとは?

気付かない内に原因を作っている!?

フケにお悩みの方の頭皮では乾燥や皮脂の多さが目立ちます。

その頭皮の状態はどうして作られたのでしょうか?

 

疲れ、食生活、睡眠不足…それらもフケが発生する1つのきっかけですが、

 

それらを解消しても治らないフケは

普段使っているシャンプーが原因になっている可能性が考えられます。

 

『毎日洗っているのに何で!?』

多くの市販シャンプーの傾向と皮膚や免疫の性質からその謎を解説していきます。

 

 

 

フケってどんなもの?

フケは角質の塊です。

皮膚の細胞は新しく産まれ、レンガ状に重なって徐々に排出されていきます。

 

この流れをターンオーバーと言います。

 

フケはターンオーバーが異常に早くなることで未成熟な角質が剝がれていく状態です。

 

子どものフケも、大人のフケも、根本の原因は同じです。

皮膚の断面図イメージ

 

いろいろなフケの種類

①皮膚細菌の乱れ

菌のイラスト

皮膚には様々な菌が住み着いています。そのバランスが崩れ、特定の菌が異常に増えることで発生するフケがあります。

 

増殖する菌によって痒みの有無、フケの粒子の大きさに違いが出ます。

 

例:プロピオン酸菌、白癬菌、マラセチア、オバーレ、ピチロスポルム

 

 

②過敏症、免疫疾患、毒性による反応

肌バリアのイメージ写真

皮膚では有害物質に対して免疫機能が働いて無毒化しています。

 

その免疫の

①機能が低下する

②許容範囲を超える有害物質の発生

③免疫の働きに異常が発生する

 

これらの理由でフケが発生するリスクが高まります。

 

例:活性酸素、過酸化脂質、ロイコトリエン、特定の物質への反応(個人によって違いがあります)

 

 

③栄養不足、日光浴不足

冬に厚着をする女性

ビタミンDはターンオーバー、免疫機能を調節する働きがあります。

その不足によって起きるフケには強い痒みを伴います。

 

日光(紫外線)を浴びると皮膚でビタミンDが形成され、吸収されます。

 

冬は夏に比べて日照時間が短く、肌の露出も少ないため、

冬の方がビタミンD不足になりやすいのです。

 

 

④ホルモン剤(外用薬:ステロイドなど)

軟膏を手に取る

ホルモンには体の働きを調整するという大事な役割があります。

 

ホルモン剤を長期で外用した場合、自身でホルモンを分泌しにくくなります。すると肌本来の機能をコントロール出来なくなり様々な肌トラブルが発生します。フケはそのトラブルの1例です。

 

 

シャンプー(スキンケア)が影響するのは①皮膚細菌の乱れ、②過敏症、免疫疾患、毒性による反応です。

 

 

 

シャンプーが関連するフケ

シャンプーに配合されている成分がフケの原因を作ってしまうことがあります。

 

①合成界面活性剤の種類と組み合わせ

化学のイメージ

合成界面活性剤はアミノ酸系、高級アルコール系、石油系、石鹸系などに区別され、洗浄力や刺激の度合いは物によって違いがあります。

 

洗浄力、刺激の強過ぎるものを使うと皮脂を必要以上に落としてしまい、乾燥肌、敏感肌をつくります。

 

乾燥肌は肌のpH値がアルカリに傾き、菌のバランスが崩れます。

敏感肌になると刺激に対して敏感になり、免疫反応が過剰になることもあります。

 

また、皮脂分泌量が増えてしまうこともあり、過酸化脂質の増加から菌の増殖、皮膚へのダメージが発生します。

 

 

②殺菌剤、抗菌剤

成分のイメージ

殺菌性、抗菌性の強いシャンプーなどを長期間使い続けると、皮膚の菌バランスが乱れ、乾燥肌、敏感肌のリスクが高まります。

 

耐性菌(薬が効かなくなった菌)の発生によって【薬用成分でも効果が得られない】という事態が起こります。

 

【防腐剤無添加シャンプー】や市販の多くのシャンプーにも抗菌剤が配合されているため、使っていく内に皮膚免疫が乱れ、急に肌トラブルが発生することも不思議ではありません。

 

シャンプーを変えた時に痒みや炎症が発生する場合がありますが、その一つの原因は殺菌剤、抗菌剤に関係しています。

心当たりのある方はこちらの記事もご覧下さい。

【黒麗、アビエル製品の使い方②】

 

 

③石鹸シャンプーの問題点

石鹸と泡立てネット

石鹸シャンプーは肌に優しいイメージがありますが、肌トラブルをお持ちの方は注意が必要です。

 

石鹸は弱アルカリ性(pH9.0~11.0)に傾けて皮脂や角質を落としますが、増えて欲しくない菌(マラセチア、白癬菌)にとって好環境になってしまいます。

酸リンスをすることで弱酸性に戻すことも出来ますが、サッと流すだけでは不十分です。

 

石鹸で洗うと石鹸カスが発生します。それを充分に落とせなければ特定の細菌のエサになって細菌バランスが崩れます。

 

以上のことからトラブル肌の方にとって石鹸は取り扱いが難しい物なのです。

 

 

 

④洗い方の問題

痒みがある方は特にゴシゴシ洗うと気持ちがいいため、強く洗いがちです。

しかし、この洗い方ですとセラミド、NMF(天然保湿因子)が崩れ、乾燥しやすくなり、さらに痒みが発生します。

 

 

 

フケ用シャンプーの落とし穴

フケ用シャンプーの多くには有効成分として

ミコナゾール硝酸塩、サリチル酸、イソプロピルメチルフェノール、ピロクトンオラミンなどが配合されています。

 

これらは殺菌作用、抗菌作用、抗真菌作用によってフケの発生を抑える成分です。

一時的にフケを解消できる可能性があります。

 

しかし、これらの製品によって耐性菌の発生や、さらなる菌バランスの乱れを引き起こし、フケが治りにくくなることもあります。

 

さらに、敏感肌や免疫異常によってこれらの成分が刺激になり、痒み、かぶれが発生する方もいらっしゃいます。

 

 

『フケ用シャンプーを使えば安心』…という訳にはいきません。

 

どのようにフケに対処していくか。アプローチの仕方には慎重になるべきでしょう。

 

 

 

フケに有効なシャンプー選び

AとBの札

✅痒み、炎症を抑える作用のグリチルリチン酸2K  配合

✅地肌の保湿成分セラミド、ヒアルロン酸などを配合

✅防腐剤無添加(パラベンフリー)を避ける

✅石鹸の単品使いは避ける

✅アミノ酸系界面活性剤 配合

✅刺激の強い界面活性剤(ラウリル硫酸Na・ラウレス硫酸Na・ラウレス硫酸アンモニウム、オレフィン(C14-16)スルホン酸Naなど)を避ける

 

 

有効成分ではグリチルリチン酸2Kがおすすめです。

 

頭皮の乾燥を防ぐためにセラミドやヒアルロン酸、スクワランなどの保湿成分があると良いでしょう。

 

防腐剤無添加ということは、品質保持のために抗菌剤が配合されている可能性が高いです。

 

石鹸は洗浄力は高いですが、刺激が強く、扱いが難しいため、フケがある方への単品使用はおすすめできません。

 

アミノ酸系界面活性剤は洗浄力がマイルドなので、乾燥肌、敏感肌でも使いやすい成分です。

 

 

 

ATREEおすすめ フケ対策セット

①黒麗 ヘアーシャンプー

天然由来の界面活性剤(アミノ酸系)をベースに少量の石鹸(ヤシ油由来)と酵素を配合しており、頭皮にトラブルがある方にもおすすめです。頭皮の保湿成分も複数配合しています。

 

擦らなくても汚れにアプローチしますのでトラブル肌で頭皮を擦れない方にもおすすめのシャンプーです。

 

黒麗ヘアーシャンプー300ml

画像をクリックして商品ページへ

 

 

②薬用 黒麗 育毛剤

天然由来のビタミンE、センブリエキスやオウレンエキスにより皮脂膜の酸化防止、また皮膚の炎症を抑えます

画像をクリックして商品ページへ

 

 

③黒麗 コレクションエステローション

チャ葉エキス、黄連、アロエエキス、グリシン、アラントイン等の特徴を活かし、

菌のバランスを整えるために開発された製品です。

黒麗 コレクションエステローション 120ml

画像をクリックして商品ページへ

 

 

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